乳児のアレルギーのうち、特に食物アレルギーは、早ければ生後間もない時期から発症します。乳幼児のうちは3大アレルゲンと言われる「鶏卵、乳、小麦」が中心となるようです。
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我が家も2人の娘が幼児期まで「鶏卵、乳、小麦」のアレルギー持ちで、しばらくの間アレルゲンの除去に苦労しました。アレルゲンの除去なんて初めての経験で、だいぶ悩み、時には失敗もありました。そんな私の経験お伝えします!

除去食の自己判断は禁物! 検査を受けましょう。

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長女が6カ月過ぎても、乳児湿疹が長引いていたので、疑問に思いつつも、皮膚科で処方された湿疹の薬を塗っていました。自分が食物アレルギーについて全く無知なのに加えて、通っていた皮膚科でもアレルギー検査を勧められなかったことも理由にあったかと思います。

その時は離乳食を始める前で母乳のみで育てていたのですが、湿疹も酷く口の周りなどが頻繁に赤くなっていました。ある日、娘の口周りの赤みが引いていて、同時に自分が数日卵を食べていないと、ふと私は気付きました。

「これってひょっとして卵のせい?」とその時初めて思いました。それでも卵と言えば、食品の多くに入っているし、完全に自分が食べていないとも限らなかったので、半信半疑でした。

インターネットで良く調べると、「食物のアレルギーの除去は、自己判断でしてはいけない」と書いている記事をよく見かけました。いつまでも湿疹はよくならないし…ということで、アレルギー専門の皮膚科を受診したのです。

検査の結果、やはり「鶏卵、乳、小麦」のアレルギーがあると判明し、その日から除去食で対応することになりました。悩んでないで、早く検査をすれば良かったなあと反省しましたものです。

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アレルゲンの除去は思った以上に大変、ストレスも!

アレルゲンの除去には、病院からもらった一覧表を見ながら、そして専門書を買って良く調べて対応しました。最初は離乳食はシンプルなものでもいいのですが、成長のことを考えて徐々に食べられる物を増やしていこうとなると、悩みも増えていきます。

母乳をあげていたので、もちろん私自身も、これらのアレルゲンを含むものは食べないように言われました。大人になってこの3大アレルゲンの除去は思った以上に大変なんですよね。もちろん、母乳をやめるという選択肢もあったかもしれませんが、それは考えなかったんです。

今まで普通に食べられたものが食べられないとなると、ものすごいストレスが出てきます。ちょっと「甘いもの食べたいなー」と思っても、市販のお菓子はこの3大アレルゲンが入ったものがほとんどで、これにはびっくりしました。いつも何気なく口にしていたもの、世の中に溢れているお菓子の成分を改めて見直すきっかけになった、とも言えます。ちなみに、その時食べられる甘いものと言えば、大福餅くらいでした(笑)。
でも、もしお米にアレルギーがあったら、大福も食べられなかったかもしれませんよね。

子供のお誕生日のケーキにも苦労しました。普通のケーキは「卵、乳、小麦」使ってますからね。でも最近ではケーキ屋さんでもアレルギー対応のケーキ作ってくれるんですよね。ところが、ちょっと値が張るアレルギー対応のケーキ、せっかく注文したにもかかわらず、子供はほとんど食べない、なんてことが続きました。

選択肢は色々ある! 賢く代替品を利用するということ

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買い物の際は常に食品の表示をチェック。でも例えば、加熱すれば食べられる物もあったり、やはりその子によってケースバイケースだったりするということも。

最近は、アレルギー情報も良く見かけるので、同じメニューでも小麦の代わりに米粉を使ったり、卵の代わりは肉や魚類、牛乳の変わりは豆乳など、自然食品の店に行けば代替的に使える様々なものがよく置いてありました。

ケーキも、自分で手作りするようになり、主に米粉、豆乳をメインに、最近では豆乳だけで作った生クリームも市販されていますので利用しました。そして、大きくなるにつれ、小麦のアレルギー反応がなくなり、卵がなくなり、といった感じで幸いなことに幼稚園に入る頃にはほとんどが完治して行きました。

乳幼児の食物アレルギーは8割が6歳までに改善する

いつまで食物アレルギーが続くんだろうって悩んでいるお母さんやご家族、本当にストレスを抱えながら日々過ごしていると思います。一方で乳幼児の食物アレルギーの8割は6歳までに改善すると言われています。

乳幼児の食事管理は、大人がほぼ管理していると思いますので目の届く範囲で食べさせればいいのですが、成長してだんだん手が離れてくと、何を口にするかわかりませんよね。でも大きくなれば、逆に子供も理解力が出てくるので、「これは卵が入っているから食べられないよ」など言えば通じるようになりますので、徐々に最初のようなアレルゲンの除去の大変さは減ってくると思います。

また、新たにアレルギーが発症する可能性はありますが、一度経験しているので、冷静に対応できるかもしれませんね。

まとめ

1. 食物アレルギーを疑っても、独自で判断するのはやめましょう。検査してみないとわからないことが多いです。
2. アレルゲンの除去は慣れるまでは思った以上にストレス!ママがストレスを抱えていたら、子供にも影響するかもしれません。母乳をあげていたら、割り切って離乳も考えましょう。
3. 代替品は色々あります。上手に利用しましょう。慣れてくれば、苦ではなくなりますし、市販品に頼らないので料理の腕も上がるかもしれませんね。
4. 乳幼児の食物アレルギーの8割は小学生になるまでに改善していきます。その後も何かアレルギーがあっても経験を活かしましょう。

我が子が食物アレルギーを持って、除去食を経験し、私自身苦労したことは事実ですが、今では、口に入れる食べ物について色々なことが勉強になったなあと実感しています。これは子育てをしていく上でずっと活かされていくことなのかな、って思います。

(コラム*りんごさん、小学生の2人の女の子がいるママライター)