住宅ローン 繰り上げ返済 ルンクリ4

先日、住宅ローンの繰上げ返済の2回目を行いました。結構なお金を貯めてから繰り上げ返済するので、1回で返済期間が3年程短縮することに成功しました。

2回の繰上げ返済の合計で約6年の返済期間の短縮を実現。利息も80万円程節約できました。

しかし、繰上げ返済は言い事ばかりのようですが、本当にお得なのはこれからお話しするようなローンの返済方法です。

最初から繰上げ返済を住宅ローンの設計に入れない方が良いです

住宅ローン 繰り上げ返済 ルンクリ4
時々、繰り上げ返済する金額用の引落し口座まで作って毎月繰上げ返済する金額を貯めている人がいます。それだけ返済に余裕があるのなら、最初から返済額を多くした方が合理的です。

銀行によっては繰上げ返済用の積立口座が用意されていて、一般の普通預金口座よりも金利が良くしている場合があります。しかし多少の預金金利優遇よりも、断然借金である住宅ローンの金利の方が上回っているので、貯めている期間分損をしているようなものです。

これから住宅ローンを組むなら、繰上げ返済は適宜、貯蓄の中から捻出する形にしましょう。銀行によっては繰上げ返済額が少額でも繰上げ返済手数料が無料の場合があります。

それでも毎月定額を返済するくらいなら、最初から返済額に組み込んで短期間または月々繰上げ返済できるなら、最初から返済額をそれなりの額にしておいた方が確実に返済出来て効率が良いです。

繰上げ返済して期間短縮と返済額減額のどちらにすれば良いかは人によって異なります

住宅ローン 繰り上げ返済 ルンクリ4
繰上げ返済するときに期間を短縮した方がいいというのは一般論ですが、必ずしも期間短縮が良い場合ばかりではありません

全期間固定金利で、住宅ローンを借りている人が安定した収入が見込めるなら必ずしも期間短縮が良いとは言えません。月々の返済が重く感じていて、安定した収入や将来の退職金もある程度見込めるのなら、月々の返済を軽くするのが現実的でしょう。

家庭によって事情は異なります。お得な選択は1つしかないということが無いのが住宅ローンに限らずライフプランにおけるお金の考え方です。

1つ注意したいのは迷った時に銀行に相談する事です。銀行も「株式会社」です。自分の銀行にとって利益になるけれど住宅ローンの借主にはあまり利益にならない選択肢も「もっともらしく」聞こえるのが銀行の人の言葉の不思議な点です。

出来るなら、ファイナンシャルプランナーなど独立的な立場でお金の相談を受けることが出来る人に相談料を払って相談してみても良いかと思います。ファイナンシャルプランナーの事務所と言っても近所にないという場合には書きのURLからアクセスして、自宅近くのファイナンシャルプランナーを探してみましょう。

日本FP協会HP内

https://www.jafp.or.jp/confer/

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繰上げ返済貧乏になっていませんか?

住宅ローン 繰り上げ返済 ルンクリ4
繰上げ返済は確かに利息の節約になります。しかし、住宅ローンの返済にばかりお金と投じてしまうと、子供の教育資金や万が一の出費の用意がおろそかになってしまいかねません

また、住まいを購入すると給湯器などの設備や水道管の水漏れなどの住宅のメンテナンスも自己負担になります。マンションでも管理費や修繕積立費の他に将来の大規模修繕になると数百万単位のお金の拠出が修繕積立費の他に必要になる場合も珍しくありません。戸建てなら外壁や屋根の定期的なメンテナンスが必要になります。

一般的な生活費だけ考えても、万が一に備えて1年分の生活費分位はいつでも引き出せるお金としてプールしておきたい所です。その他に固定資産税などの費用も多くはありませんがかかってきます。こうした費用を考え合わせると、繰上げ返済にお金を投じ過ぎるのはバランスが悪いお金の使い方と言えます。

衣食住のバランスも大切ですし、繰り上げ返済にばかり気を取られてレジャー費のようなゆとり資金がほとんどないというのも家計の有り方として無理があります。特にお子様がいる家庭ではレジャー費は教育費の一環として捉えても良いのではないでしょうか?

家計のバランスも各家庭の価値観によって異なります。しかしあまりにバランスの悪い家計は無理がありどこかで破たんしたり、不足分が生じる可能性があります。住宅ローン返済に偏ったお金の使い方が行き過ぎてしまうのが繰上げ返済を熱心過ぎる場合に起こりがちです。

まとめ

1. 繰上げ返済は最初から返済計画に組み込むくらいなら最初からローンの返済額を大きくした方が効率的です。

2. 繰上げ返済によって返済期間を短縮することが一般的に良いとされていますが、家庭によっては返済額減額にした方が合理的な場合があるので、迷ったら、ファイナンシャルプランナーに相談することをおすすめします。

3. 繰上げ返済によって家計が圧迫されるような返済の仕方は良くないです。

繰り上げ返済をすることで返済期間の短縮や利息の節約が可能となりますが、誰にでも当てはまるメリットではありません。それぞれの状況を総合的に判断し、悩んだ時にはァイナンシャルプランナーに相談をし、一番的確な方法を選択していきましょう。

(コラム*つくしさん、ファイナンシャルプランナー資格を持つママライター)